不規則な生活を送っていると生活習慣病になってしまう恐れがあります。どんな病気があり、どのような症状が現れるか、など説明していきますので目を通していただき、病気になる前に生活リズムの改善を目指しましょう。

喫煙が悪い生活習慣とされる理由

タバコを吸う喫煙は生活習慣の中でも特に改善するべきものだとされています。
もちろん飲酒や不摂生な食生活なども改善するべきであるとはされるのですが、それらはある程度容認されている部分があるのに対し、喫煙に関しては完全な禁煙が望ましいとされることがほとんどです。
ですが、どうして喫煙が悪しき生活習慣とされるのかということについてしっかり理解できている人はさほど多くないのです。
ではどうして喫煙が悪いのかというと、その理由としてまずあるのが、タバコは心血管疾患の原因になるということです。
心血管疾患とは心臓や血管など、血液の循環に関連する器官で発生する病気のことであり、例えば心不全や大動脈瘤といったようなものが代表的な物になります。
喫煙が生活習慣の一部になってしまっていると、その人は普段から大量の一酸化炭素を吸入しているということになります。
この一酸化炭素は酸素よりも遥かに赤血球中のヘモグロビンと結合しやすい性質がありますから、それによって全身をめぐる酸素の量が減少してしまいます。
そうなると体は酸素を運ぶために大量の赤血球をつくるようになるのですが、これによって血液の粘度が上がり、血栓などが出来やすくなってしまうのです。
血栓が心臓に流れれば心筋梗塞、脳に流れれば脳梗塞という命にかかわる事態になりかねませんから、喫煙は非常に危険であるというように言われます。
そうしたリスクがあまり無いという場合であっても、血液の粘度が上がるということはそれだけ高血圧になりやすいということになりますから、結果としてさまざまな生活習慣病を引き起こす原因になります。
すでに高血圧状態になっているという場合には特に重度の症状が引き起こされやすくなりますから、健康診断などで生活習慣改善が必要だと指摘された場合には禁煙をスタートすることが必要となるのです。